こんにちは!!
フジヤマです!!
「最近、経理の立場が危うくなってきている」
「経理を対象としたリストラが多く報道されていて不安」
「AIや自動化に伴って、経理としての市場価値を維持・向上するにはどうすればいいのか知りたい」
「引く手あまたな経理人材になりたいけど、どうすればいいのか分からない」
経理の方で、上記のような悩みを持っている方はいるかと思います。
そこで、現在上場企業で経理をやっているフジヤマが
上記のような不安を解消する手がかりとして、いくつかの記事で市場価値を意識することをオススメしているのですが、
経理マンこそ市場価値を意識してほしい理由をお伝えいたします。
経理マンとしての市場価値が今どれくらいあるのか知りたいという方はミイダスに登録することをオススメします!
経理マンこそ市場価値を意識してほしい理由
経理マンこそ市場価値を意識してほしい理由は5つあります。
1.AIなどに仕事を奪われてしまう可能性があるから
2.収益を生み出さないコストセンターであるから
3.給与が上がりづらいから
4.経理が担当する分野が多岐にわたるから
5.経理からのキャリアパスが意外に多いから
それでは一つずつ説明していきます。
1.AIなどに仕事を奪われてしまう可能性があるから
最近よく言われておりますが、経理は
「AIに奪われてしまう可能性が高い仕事」とされております。
経理の仕事の特徴の一つとして、
仕訳などのデータを作成することやデータを集計したり分析することが挙げられますが、
データの集計・分析はAIの得意領域となっております。
実際に、経理の中でAIなどに奪われてしまう仕事は下記のようなものが挙げられます。
・伝票起票
・仕訳作成
・経費精算
・売掛金の消込
・定型の支払い処理
上記の業務は、定型業務でありルールや手続きに基づいて行われており、人がやるよりもAIなどに任せたほうがミスもなく正確に行われます。
消費税インボイス制度の導入や電子請求書の普及そしてOCRの向上などいった変化に伴い、
定例の伝票起票などはAIに任せたほうがコストパフォーマンスがいいとなると、人がやることがなくなる可能性があります。
※例外やイレギュラー処理などには弱いこともあって、最終的には人によるチェックは必要ですが、上記に挙げた業務にかける工数は減少傾向にあり、それを担当する人員数も削減傾向にあります。
一方で、もちろん、経理の仕事でもAIに奪われない仕事があります。
具体的には下記のような業務が挙げられます。
・会計上の見積もり(固定資産減損損失、税効果の回収可能性)
・監査対応
・予実績管理
上記の業務はあくまで一例となっております。
上記に挙げた仕事は難易度が高く経験していると、市場価値が高い人材として転職市場において高く評価されることがあります。
ただし、上記に挙げた業務でもAIの進化によりAIに奪われてしまう可能性があります。
詳しく知りたい方は市場価値が高い経理マンの特徴5選という記事を読んでみて下さい!!
AIなどに仕事を奪われないようにするためにも、日頃から自身の市場価値を意識することが重要です。
2.収益を生み出さないコストセンターであるから
経理は営業とは異なり、売上(収益)を生み出さない部署(コストセンター)となっております。
会社によっては、営業の声や意思が大きく反映されることがあり、経理は肩身の狭い思いすることがあるかもしれません。
事実、企業活動の源泉である売上を生み出すのは営業であり、
サラリーマンの給与の源泉も例にもれず、営業が生み出してくれる売上なのです。
また、経営者は収益を生み出さない間接部門について、必要最小限のリソースで効率的に運営することを求めています。
上記のような理由から、大企業でも生き残りをかけて、間接部門を対象としたリストラが行われている会社があります。
富士通などが経理や総務などの間接部門にいる方を営業などの配置転換するという報道がされたのが記憶に新しいかと思います。
「大企業に入れば一生安泰」と言われているような会社であっても、
リストラをしたり、経理部門をはじめとする間接部門の縮小などを行わないと、
生き残れないほど厳しい状況となっているのです。
リストラや不本意な職種変更から逃れるためにも自身の経理として市場価値を高めることが非常に重要です。
リストラの対象にならないためにも、不本意な職種変更とならない為にも
日頃から自身の市場価値を意識することが重要です。
3.給与が上がりづらいから
経理マンが年収アップする上で転職が一番である理由という記事でも触れましたが、
我々の給与の昇給率は平均して2-3%と言われており、昇進等しない限り年収の大幅アップは難しいとされております。
また、昇進も簡単にできることではなく、出世競争も熾烈なので、
そう簡単に年収を何百万も上げるのが現実的に難しいです。
とりわけ経理などといった管理部門は営業と異なり、
営業成績を達成した月にはインセンティブがもらえるなどの臨時収入が発生しない部門なので、
同じ会社に居続ける限り、何百万も年収を上げるのは困難です。
一方、転職は年収100-200万円アップの可能性があり、昇進するよりも容易に年収を上げることができる可能性があります。
ただし、転職市場で高く評価されなければ、年収を上げて転職できなくなってしまうことがあるので、注意が必要です。
以上から、いつでも給与を高める選択肢を選択できるようにするためにも、自身の市場価値を日頃から意識することが重要です。
4.経理が担当する分野が多岐にわたるから
経理が担当する分野は多岐に渡ります。
具体的には
・財務会計(制度会計)
・管理会計(予実績管理)
・財務(財務戦略)
・税務(タックスプランニング)
・IR
・ガバナンス
・M&A
・組織再編
上記は大まかに上げたもので、そこからさらに細分化するとものすごい数になってしまうので、このような形にしました。
もちろん、会社によって経理が担当する領域は多少の違いはありますが、大体同じようになっております。
これだけ幅広いと、すべてに精通するということは難しいので、
どの分野に精通したいのか自分の中で明確にしないと、すべて中途半端になってしまい器用貧乏になってしまうので、
日頃から「どこの分野に強みがある経理マンになりたいのか」を意識することが大切です。
また、一つだけに精通していても、なかなか差別化を図るのが難しいので、自身の市場価値を上げるためにも、
財務会計と税務に詳しいなど複数の分野に強みを持つことをオススメします。
以上から、自身の市場価値を高めるためにも、経理の中でも自身の強みが何かを明確に理解することが重要です。
5.経理からのキャリアパスが意外に多いから
経理からのキャリアパスは意外にも多く存在しております。
具体的には下記のようなものが挙げられます。
・経理部門の管理職
・財務部門や経営企画室へのキャリアチェンジ
・会計専門職(会計士・税理士等)などへのキャリアチェンジ
上記に挙げたものは一例であり、ほかにも選択肢が多くあります。
4.経理が担当する分野が多岐にわたるからのところでも、触れましたがどのようなキャリアを最終的なゴールとしているかによって取る選択肢も変わってくるので、
選択肢が狭まらないうちにキャリアをどのように構築するのかをある程度明確にすることが重要です。
したがって、日頃から市場価値を意識することは自身のキャリアパスを考える上で役に立つので、需要であるといえます。
市場価値を確かめる方法
「市場価値を意識しなきゃいけないのは分かったけど、どうやって市場価値を確かめるのか分からない」
「自分の市場価値はどれほどなのか気になる」
「簡単に市場価値を知りたい」
ここまで記事を読まれた方であれば上記のような疑問を持っている方は多くいると思います。
市場価値を知る方法はいくつかありますが、オススメのツールはMIIDAS(ミイダス) です!!
MIIDAS(ミイダス)は自身の市場価値を診断してくれる便利なツールとなっております。
登録方法も簡単でいくつかの質問に答えるだけで自身の市場価値を診断してくれるので簡単に市場価値を知ることができます!!
この機会に登録して是非自身の市場価値を知っておきましょう!!
危機感を感じたなら、、
危機感を感じた方は、一度転職活動をすることをオススメします。
転職活動をすることで、
・今どういう人材が市場価値が高いのか
・今の会社にとどまるべきなのか
・今後、どのようにキャリア構築していくのか
などが見えてきて自分を見つめなおすいい機会となります。
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【MS-JAPAN】経理で転職するならMS-JAPAN一択である理由を上場企業経理マンが教えますという記事を読んでみて下さい!!
経理マンとしての市場価値を落とさない為にどうすればいいのか知りたい方は
経理マンが市場価値を落とさない為にやるべきこと5選という記事を読んでみて下さい!!
経理マンでどんな人材が高く評価されるのかが知りたい方は転職市場で高く評価される経理マンの特徴5選という記事を読んでみて下さい!!
市場価値が高い経理マンの特徴を知りたいという方は市場価値が高い経理マンの特徴5選という記事を読んでみて下さい!!
最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事が少しでも皆さんのお役に立つことができれば幸いです!!