こんにちは!!
フジヤマです!!
「英語ができるとどんなメリットがあるのか知りたい」
「英語を使って経理マンとして仕事をやりたい」
「英語ができないと経理マンとしてやっていけるのか」
上記のようなお悩みを持つ方がいらっしゃると思います。
そこで、現在上場企業の経理マンで海外子会社の管理や海外会社の買収後のPMIにも携わったフジヤマが経理マンが英語を勉強するメリットを教えていきます!!
経理マンが英語を勉強するメリット5選
経理マンが英語を勉強するメリットは5つあります!!
1.海外子会社管理を任せられる
2.連結決算も早い段階で任せられる
3.海外会社の買収にも携わることができる
4.海外出張や海外駐在などのチャンスが回ってきやすくなる
5.年収を上げることができる
上記に挙げたものはあくまで一部ではあると思いますが、一般的に上げられるものは上記の5つだといわれております。
それでは一つずつ紹介していきたいと思います。
1.海外子会社管理を任せられる
経理マンで英語ができると、海外子会社の管理を任されることがあります。
どういったことを任せられるのかは会社や個人の志向・スキルによって異なりますが、
具体的には
・決算業務(決算早期化など)
・連結決算業務(主に連結PKG回収や子会社分析)
・資金管理
などが挙げられます。
最初は連結PKG回収などを任せられることになります。
連結PKGとは連結Packageのことで、
連結決算をする上で必要な情報(現地法人の財務諸表や科目明細など)をまとめたものとなっております。
連結決算をする上で、これらのパッケージを遅滞なく正確に回収することが重要であり、現地の方と英語でコミュニケーションする必要があります。
その為にも、経理にも英語ができる必要性が出てきているのです。
経理マンが市場価値を落とさない為にやるべきこと5選という記事でも紹介しましたが、
日本企業も生き残りをかけて海外進出を積極的に行っており、海外子会社を持つことが当たり前になってきております。
その為、経理でも英語を使う頻度が高まっており、今後英語はできて当たり前という時代になると思うので、今のうちに身に着けておくことをオススメします。
以上から、経理マンが英語を勉強するメリットは海外子会社管理を任せられることであるといえます。
2.連結決算も早い段階で任せられる
英語ができると海外子会社の連結決算も早い段階で任せられます。
先ほどもお伝えしたように、最初は連結PKG回収が主な内容となっておりますが、
慣れてくると下記のような会計処理も任されるようになります。
具体的には
・資本連結
・内部取引消去
・IFRS16号への適用
・現地単体決算で計上されているのれんの償却
などが挙げられます。
上記のような会計処理を行う上でも、英語でコミュニケーションを図りあるべき会計処理を行うための情報を収集する必要があるのです。
具体的には、
・海外子会社間、親会社と海外子会社間で債権・債務はどれほどあるのか
・内部取引で親会社と海外子会社とで差異があった場合その要因は何か
・IFRS16号適用に伴う賃貸借契約の詳細な内容のヒアリング
などが挙げられます。
繰り返しになりますが、上記のような会計処理を行う上で、詳細かつ正確に実態を把握することが重要です。
また、会計用語も特有な単語を使うことになるので、英語の会計用語も勉強することで、コミュニケーションもスムーズに行うことができます。
そのためにも英語を使いこなせるほうがいいに越したことないのです。
以上から、経理マンが英語を勉強するメリットは連結決算も早い段階で任せられることであるといえます。
3.海外会社の買収にも携わることができる
経理マンが英語ができると海外会社の買収にも携わることができます。
実際に私も海外会社の買収の検討時から携わっており、
・買収後、対象会社を連結子会社化した場合、連結損益に与える影響
・会計、税務、財務の観点から対応すべき事項
・監査法人と調整すべき事項
などといったことをまとめた文書を作成し経営陣に報告した経験があります。
また、買収後の財務経理PMIにも携わることができます。
PMI(Post Merger Integration)とはの略であり、買収後の統合プロセスのことを言います。
統合プロセスは簡単に言うと、買収によって得られるであろうシナジー効果などを最大限に発揮されるように、様々な階層(一般的に、経営統合、業務統合、意識統合)で統合を図るプロセスを言います。
買収した会社によってやることは多少変わってきますが、
経理が一般的に携わるPMIは下記のようなものが挙げられます。
・PPA実施
・取得日の決定
・企業結合の会計処理
・取得日におけるBS数値の確定
・会計方針の統一化
・勘定科目の調整
・会計処理の変更
・そのほか、会計・税務・財務の観点で対応すべき事項(例:会計処理の変更、資金調達、移転価格税制などの国際税務への対応等々)
などが挙げられます。
私も実際に上記のようなことに携わり大変でしたが、ものすごくいい経験をしたと思っています。
こういった業務では現地の方にヒアリングすることもあるので、スムーズにコミュニケーションをする上でも、英語ができる必要があるのです。
英語ができるとなかなか経験できない上記のような市場価値が高い業務を任せられるのです。
以上から、経理マンが英語を勉強するメリットは海外会社の買収にも携わることができることであるといえます。
4.海外出張などのチャンスが回ってきやすくなる
経理マンが英語ができると海外出張などのチャンスが回ってきやすくなります。
海外への渡航にかかる時間や費用など費用対効果を考えると、経理マンが海外に行く機会は事業部などと比べると少ないのが実情となっています。
それでも行く機会はいくらかあります。
具体的には、経理マンが海外出張する機会は下記のようなものが挙げられます。
・PMIの一環として買収後の会社を訪問
・監査法人の往査同行
・内部監査の一環として海外子会社を訪問
などが挙げられます。
現地に行くことで現地法人の商流の理解をより深めることができたり、
現地の方と直にコミュニケーションすることで信頼関係の構築を図ることができて、連結決算などの業務もスムーズにしやすくなる効果が得られます。
上記のような経験を積むためにも、英語は必要になってくるので英語を勉強しておいて損ないと思います。
また、このように経理として海外出張などの経験はなかなかできないと思うので、貴重な経験であるといえます。
以上から、経理マンが英語を勉強するメリットは海外出張などのチャンスが回ってきやすくなることにあるといえます。
5.年収を上げることができる
経理マンが年収を上げるための方法5選という記事でも触れましたが、
経理の方だけに限らないかと思いますが、英語ができると年収を上げることができる可能性が高まります。
特に、日系企業を中心に英語ができる人材を高く評価してくれることが多いです。
先ほどから述べてきた通り、日本企業の海外進出が進んできていることを背景に英語ができる経理人材のニーズが高まっており、
それに加えて経理の転職市場が売り手市場ということもあって、年収も上がりやすい状況となっております。
ですので、TOEICやUSCPAなどの勉強をして、英語力があるというアピールができるものを用意しておくことも年収を上げる上で重要であるといえます。
以上から、英語を勉強するメリットは年収を上げることができることにあるといえます。
※英語ができると年収が上がるとは一概には言えない場合があります。例えば、外資系であれば英語ができてもそれが当たり前の環境になるので、年収を上げる大きな要因になりづらいといえるので、注意が必要です。
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まとめ
経理の方が英語を勉強するメリットを5つ紹介してきました。
グローバル化といわれて久しく英語が社内公用語になっている企業もあったりしますが、
まだまだ英語に抵抗がある方が一定数いるのが事実としてあります。
したがって、英語を勉強して自分のスキルとして身に着けることで、自身の市場価値を高めたり、年収を高めたりすることができるのです。
実際に英語ができて年収を上げたいという方は一度転職活動をすることをオススメします。
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最後までお読みいただきありがとうございます!!
少しでも皆さんのお役に立つことができれば、嬉しいです!!