経理で残業時間が長い会社の特徴5選

残業経理

こんにちは!!

 

フジヤマです!!

 

「最近、残業時間が長くなった」

 

「残業がいつまでたっても、終わらない」

 

「どうせ転職しても、どこの会社も同じじゃないのか」

 

そういう風に思って転職をあきらめている方、あきらめるのはまだ早いです。

 

実際に私も残業時間が100時間を超える会社から転職して大幅に残業時間を減らすことに成功しました。

 

今回、そんな経験から経理で残業時間が長い会社の特徴を挙げて実際に転職したほうがいいのかまとめました。

 

経理で残業時間が長い特徴

 

実際に残業時間が多いと感じる会社で共通してある特徴は全部で5つあります。

 

1.会計システムが充実していない

2.システムによる自動仕訳が少ない

3.新規取引が多い

4.M&Aや組織再編が多い

5.イレギュラーかつ複雑な会計処理が多い

 

ここでは上記に5つの特徴を挙げましたが、これは一部です。(実際に他にも職務権限が不明確で経理ではない仕事を依頼されることもある会社もあるそうです、、)

 

それでは、一つずつ説明していきたいと思います。

1.会計システムが充実していない

 

 

よほどのことがない限り、

 

会計システムを導入していない会社はないと思います。(もし会社で会計システムを導入していない会社にいるのであればMS-JAPANなどの転職エージェントを利用して今すぐに脱出しましょう。)

 

 

会計システム(会計ソフト)を導入していても、下記のような状態だと残業時間が長くなる傾向にあります。

 

・債権債務が取引先ごとに管理されていない

・預金データをExcelもしくはcsvで取り込むことができない

 

 

また、後述してますが、システムによる自動仕訳ができない会社も残業時間が長くなる傾向になります。

 

 

残業時間を短くする上で、手入力による仕訳入力をいかに少なくするのかが重要になってきます。

 

以上から、会計システムが充実していないと残業時間が多くなる傾向になります。

2.システムによる自動仕訳が少ない

前職の会社がまさにそういう状況でした。

 

会計システムはさすがに導入していましたが、

 

そのシステムの特性上、会計システムによる自動仕訳をほとんど導入することができず、

 

ほとんどの仕訳が手入力によるものでした。

 

したがって、仕訳入力に時間がかかるのももちろんですが、

 

仕訳ミスも多く発生してしまいその修正仕訳を切るための時間が余計にかかってしまいました。

 

現職では、会計システムによる自動仕訳がされているので、仕訳入力に労力を割くこともなく時間がかからずに済んでいます。

 

 

上述しましたが、システムによる自動仕訳をどれだけ導入できるかが残業時間を削減する上で、重要になってくると思います。

 

以上から、システムによる自動仕訳が少ないと残業時間が多くなる傾向になります。

3.新規取引が多い

新規取引(新しいサービスの提供)が多い会社も残業時間が多くなる傾向にあります。

 

 

その理由は「会計・税務上検討すべき論点が多くあるから」です。

 

例えば、新しいサービスとして書籍のサブスクリプションを新たに提供するとします。

ここで検討すべき論点をいくつか挙げると、

 

 

1.貸手の賃貸借処理なのか、貸手のリース処理なのか

2.売上計上基準について

3.使用する勘定科目について

4.消費税の取り扱い(課税・非課税判定)と増税時の対応について

5.決済手段について

 

 

もちろん、ほかにも検討すべき論点が多々あると思いますが、一般的に考えられるものを挙げました。

 

このように、検討すべき論点が多く結論を出すのに時間がかかることがおおいので、残業時間が長くなります。

 

新規取引への対応は、一時的に残業時間が発生したり長くなったりすることがありますが、

 

これを乗り越えると、自分のスキルや経験を積むことができていいキャリアも積むことができます。

4.M&Aや合併など組織再編が多い

M&Aや合併等、組織再編は通常であれば実務上あまり出てこない論点ですが、

 

積極的にM&Aや合併している会社だとよく出てくる論点です。

 

組織再編は新規取引(新しいサービスの提供開始)以上に会計・税務上検討すべき論点が多いです。

 

例えば、新しい会社をM&Aして連結子会社化した際、いくつか検討すべき論点を挙げると、

 

・PPAの実施

・のれんの計上金額の算定

・みなし取得日(いつみなし取得日とするか)

・自社の会計基準に則った個別修正仕訳、連結修正仕訳の要否の検討

・税効果会計適用の有無

 

上記に挙げたものはほんの一部ですが、ほかにもやることが多々あることに加えて、その一つ一つが事業部や監査法人との調整が多くあります。

 

したがって、M&Aなどの組織再編が多いと、検討すべき事項や調整すべきことが多くなるので、残業時間が長くなる傾向にあります。

 

これも経験すると経理のキャリアにとって大きなプラスになります。

 

5.イレギュラーで複雑な会計処理が多い

 

3と4のところと被る部分があるかと思いますが、

 

例えば、下記の会計処理は一部ですが、複雑な会計処理になります。

 

・税効果会計

・退職給付会計

・未実現利益の計算

・ストック・オプション

 

上記の会計処理はどれも複雑な会計処理で処理に時間がかかります。

 

例えば、未実現利益の計算は

 

・連結子会社もしくは関連会社の数が多いほど

・グループ内取引が多くなるほど

 

その処理が複雑になってきます。

 

また、孫会社との取引があるともっと複雑になっていきます。

 

以上から、イレギュラーで複雑な会計処理が多いと残業時間が多くなる傾向になります。

本当に転職すべきなのか

結論から言うと「本人次第」なところが大きいです。

 

例えば、現職で残業時間が長い原因が上述した残業時間が長い特徴のうち、もしくは2によるものであれば、個人的には転職したほうがいいと思います。

 

 

しかし、残業時間が長い原因が3~5であれば、それを経験することでいいキャリアを積むことができるので、それを経験してから転職を考えるのも悪くないと思います。

 

市場価値が高い経理マンの特徴5選という記事や

 

転職市場で高く評価される経理マンの特徴5選という記事にあるように、

 

転職市場で評価される経験があれば転職してもいいかもしれません。

 

これは私個人の見解なので、上記の判断が正しいとは思っていません。

 

ですが、

 

・残業時間が長い

・休日出勤が常態化している

・心身ともに疲れている

・仕事が変わらない

 

など上記のような状態であれば転職することをオススメ致します!!

 

もし、転職をしたいのであればMS-JAPANとジャスネットキャリアに登録することをオススメします!

 

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経理で市場価値を高めていきたい方は市場価値が高い経理マンの特徴5選を読んでみて下さい!!

 

残業はきついけど年収は高めたいという方は経理マンが年収を高めるための方法5選という記事を読んでみて下さい!!

 

最後までお読みいただきありがとうございます!!

 

この記事が少しでも皆さんのお役に立つことができれば嬉しいです!!